こんにちは、
ボイストレーナーのCHIHOです🐱
前回の「花粉症の薬による喉の渇き」の内容の中で、
声帯は傷つくと治りにくいと書きましたが、
そのことについて今回は書きたいと思います🎵
まず、なぜ治りにくいのかというと、
傷などは、血液が栄養と酸素を運んでくれることにより回復していきます。
喉の血管は非常に細いため、他の体の部位より治癒期間が長くなりやすいのです。
そして、回復が遅いと最悪、声帯ポリープや声帯結節になってしまいます。
※声帯ポリープ・・・内出血によって片方の声帯が膨らんだ状態。
※声帯結節・・・左右の声帯表面にタコができるもの。
これらが出来てしまうと、安静療法をとらなければならなかったり、
声帯ポリープだとほとんどは手術適応となります。
そこまでいかなくとも、
風邪や、声の使い過ぎでも声帯は炎症したりします。
そうならないためにも、正しい発声を身に付けて、
声帯に負担がないよう努めないといけないですね🌟
あとは前回のブログでも書きましたが、
乾燥からも炎症が起こりやすくなるので、
小まめに水を飲んだり、飴を舐めることも大事です🌟
生徒さんの中でも、風邪からの咳が長く続いて声帯に負担がかかり、
完全に声が回復するまで結構時間がかかった方がいます。
咳は声帯に負担がかかりやすいので、
咳止めなど服用してなるべく負担をかけないようにしたいですね。
ちなみに咳払いも良くないので注意です😅
私たちの楽器はとても繊細なので、
大切にしてあげましょ~ね😄
]]>